目に見えないものへの恐怖心と先の見えない不安、日々溜まっていくストレス。
少なからず誰もが感じながら生活してる毎日。
「よのや櫛舗」に今できる事は何なのか?
営業自粛やオンライン注文…感染拡大防止に努めること。そして、この状況の中でもつげ櫛屋として歩みを止めないこと。
そんな中、Facebookの投稿にお客様から頂いたコメント。1本のつげ櫛がこんなにも人の人生に寄り添うことが出来るんだなぁと。とても嬉しく、感動と勇気を頂きました。是非皆様にも温かなお気持ちになって頂けたらと思いご本人に了承を得てシェアさせて頂きます。
「以前 お世話になっているお婆ちゃんの95歳のお誕生日祝いにとかし櫛を購入させて頂きました。
とても喜んでくれて毎日風呂上がりに髪をといていたそうです。
そのお婆ちゃんが認知症で施設に入ることになり、残念ながら日中はお孫さんも認識出来ないほど症状が進み無表情だったのですが、
夜に髪をとかす時だけは記憶が戻るらしく「やっぱりつげの櫛は気持ちいいわね」と上機嫌になったんですって。
感触を忘れて無かったんですね☺
それを聞いた時「よのや」さんの櫛をプレゼントして良かったなって思いました☺
残念ながらその後お婆ちゃんは100歳の天寿を全うして亡くなりましたが、棺の中には毎日使っていた櫛を入れて差し上げました。
一本の櫛が人の記憶を甦らせることがあるんだと深い感慨を覚えました。
ぜひこの場をお借りして御礼を申し上げます。
ありがとうございました🙇」
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