「餅は餅屋、櫛は櫛屋に
」

今日はちょっと変わった角度からの櫛の写真を撮りました。
1枚目の逆さまに撮った写真。
上から1.2番目は透し彫りの入った飾り櫛。
上から3番目はとかし櫛。
1番下はセット櫛。
こうして並べると櫛の厚みの違いが歴然とお分かりになるでしょう。
飾り櫛は美しい透し彫りを出す為に、また、日本髪に挿すために薄く作られています。
とかし櫛はしっかりブラッシングしても耐えうる強度が必要なので厚みもしっかりと作られています。
セット櫛は綺麗な櫛目を引く為により薄く作られています。
2枚目は正面から撮った写真。
飾り櫛は日本髪に挿す為に櫛の両端に幅を取り、髪の中まで入り込まない様に安定感を出しています。
櫛を挿した時に透し彫りが綺麗に見えるようにこの型に作られています。
一方、とかし櫛は髪の奥までしっかり歯が入りブラッシングできる様に両端は肩を下げて幅もありません。
セット櫛は薄く、細かくそして歯の高さも低くする事で綺麗にセットアップできるように作られています。
透し彫りの飾り櫛やセットアップ用のセット櫛でブラッシングをしますと折れてしまうのがお分かりになりますよね?
インターネットやデパートで「つげ櫛」を購入された方が嘆いて当店にご相談にいらっしゃるケースがよくあります
。

是非、「つげ櫛」のことは本つげ櫛専門店にご相談下さいませ。
お客様にピッタリのお櫛をお選び致します




コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。