『櫛』
現代では髪を解かし、分け目を切り、結上げる、ととのえる目的の道具です。
「木」へんに季節の「節」と書いて『櫛』。
節目、区切り分けるという意味があり、
櫛は髪を分けるものであり、古来は神とその他の物を区別するためのしるしとされ、神聖な物とされていました。
魔除けや呪い、占い等にも使われていた様です。
また、女性が髪に櫛を挿すことは「既婚」の意味を現す意味での区切りでもあったようです。
櫛の歴史は紐解くと壮大なスケールになっていくのですが(笑)時代共に形も用途も変化しながら人々の生活に残っているのです。

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